top of page

​年越大祓式

​日時

12月31日(月) 午後4時斎行

上賀茂神社における大祓式

当神社では、古儀に則った形で最も鄭重な祓詞である「中臣祓詞」の奏上、「裂布」「解縄」の神事を行い、皆様から託された身代わりの人形一枚毎を境内に流れる「ならの小川」に投流する「大祓式」を橋殿で斎行して祓い清めます。                     当日、社頭にて人形(初穂料100円)を授与しておりどなた様でもご参列できますので 身も心も新たに新年をお迎え頂きますよう御案内申し上げます。

 

大祓とは

我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪や過ちを祓い清めることを目的としています。                                この行事は、記紀神話に見られる伊弉諾尊の禊祓を起源とし、宮中においても、古くから大祓がおこなわれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となっています。

大祓式は年に2度おこなわれ、水無月(6月)の大祓を夏越の祓と呼びます。大祓詞を唱え人形(ひとがた)*などを用いて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪を神前に立てて、これを3回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます。

また師走(12月)の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。                    *「人形(形代)」(紙を人の形に切り抜いたもの)に、名前と年齢を書き、更にその形 代で身体を撫でて息を吹きかけることで、自分の罪穢を移し、それを海や川等に流す ことにより我が身の代わりに清める。                             ※神道のいろは―神社とまつりお基礎識知【単行本】神社本庁教学研究所(監修)より

 

bottom of page